沖縄で海と生きる~ダイビングインストラクターが見た島の暮らし

2012年1月。
本気で金がなかったし、LCCもまだ飛んでなかったから、2泊3日のフェリーで大阪南港から那覇に向う。

フェリーの船内には、油と塩気が混じった独特のにおいがたちこめ、重く響くエンジン音がずーっと頭の中でも響いていた。
太平洋って沖に出ると意外と揺れるし、鹿児島港を出た後は深夜から明け方にトカラ列島~南西諸島の離島で、沖縄や離島間を移動する人たちのためにたびたび入港。
そのたびに浅い眠りからたたき起こされ、全然寝れない。歴代トップ3位には入るほどにしんどい移動だった。


やっとの思いで那覇港についた。
にもかかわらず、天気はどんより曇り空。

常夏の島だしと、タイで暮らしていた時の装備そのまま那覇港に降り立った僕の期待はすっかり裏切られていた。

「え?寒くね?」

紹介する本は、

ここから始まった、僕の南の島とダイビングインストラクターの生活です。

出鼻をくじかれ、もーやだ!とかかんしゃくを起こしそうになりましたが、そこを乗り越えた後はとっても楽しく面白く、毎日が冒険のように過ごしました。

沖縄本島⇨パラオ(今回は書いていません)⇨石垣島⇨沖縄本島
延べ8年間の沖縄暮らしです。

観光では絶対に触れ合うことができない、おばーや共同売店のおばちゃん。
村の健康診断行ったら僕が超絶若者で恥ずかしい気持ちになったり、2回に分けて原付で本島を1周したり、バイト先で出会ったうちなんちゅの高校生や大学生の素直さに感動したり、妻に出会ったり大喧嘩したり。

本文に載せきれていないエピソードも山ほど思い出されます。(続編書こうかな)

3泊4日の旅行じゃ覗ききれない、沖縄を感じて、ほっこりしてもらえると嬉しいです。

6月13日販売

予約注文中は99円

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